診療案内
歯周治療
歯を失う最大の原因 を防ぎ、全身の健康と未来を守る。
「歯磨きの時に血が出る」「歯茎が腫れてブヨブヨしている」「朝起きた時やマスクの中の自分の口臭が気になる」「歯が揺れてグラグラして、好きなものを満足に噛めない」 といったお悩みはありませんか?
歯周病は、重症化するまで痛みや腫れが起こりにくい「Silent Disease(静かなる病気)」と呼ばれ、数年〜数十年かけてゆっくりと歯を支える骨を溶かします。進行すると歯を失う最大の原因となるだけでなく、歯周病菌が全身をめぐり、心臓病、脳卒中、糖尿病、認知症などの全身疾患のリスクを高める事が分かっています。
当院では、「なってから」ではなく「なる前に」メンテナンスを行うことを重視し、歯周病の治療と予防において高い専門性と技術を追求しています。すべての患者様に、早期の精密検査と最新の知識に基づいた最適な治療をご提案し、長期的なお口の健康を取り戻すサポートをいたします。
当院の歯周治療の5つの特徴

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専門的な精密検査の徹底
歯周ポケットの深さを、プローブ(目盛りのついた器具)を用いて1歯6か所で測定する歯周精密検査を行います。加えて、レントゲンや歯科用コーンビームCTで骨の溶け具合をしっかり診査し、正確な診断を行います。
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プラークコントロールの徹底
歯周病治療は、毎日の歯磨きでプラーク(歯垢)をしっかり落とす事が基本です。患者様一人ひとりの歯並びや癖に合わせ、フロスや歯間ブラシの使い方も含めた専門的な歯磨き指導(TBI)を丁寧に行います。
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歯石・プラークの徹底的除去(SRP)
歯茎の中に深く潜んだ歯石やプラークは、通常の歯磨きでは除去できません。専門の器具で根の表面に付着した細菌を根気よく1歯ずつ丁寧に除去し、表面を滑らかに整えるSRP(スケーリング・ルートプレーニング)を行います。
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歯を最大限に残すための外科治療
重度の歯周病により、他院で抜歯を勧められた歯に対しても、私たちは「ご自身の歯を長く使っていただきたい」という想いのもと、最大限の努力を尽くします。
その一つの方法が、失ってしまった歯を支える骨やその周囲組織を「再生させることを試みる」歯周組織再生療法です。この治療は骨の喪失具合によって適応が難しいケースもありますが、適用出来る症例を見極め、歯の保存の可能性を追求します。
歯周病の進行度と治療のステップ
歯周病の進行度と症状
歯周病は、歯肉炎から始まり、自覚症状が少ないまま進行します。
軽度
3mm〜5mm程度
歯茎の腫れが目立ち始めるが、痛みなどの自覚症状はほとんどない。歯槽骨(歯を支える骨)の破壊が始まる。
中度
4mm〜7mm程度
歯茎の腫れがさらに拡大し、歯槽骨が根の長さの約半分まで破壊。冷たいものや温かいものがしみたり、口臭が気になるようになる。
強度
7mm以上
歯槽骨が根の長さの半分以上まで破壊され、歯がグラグラ動き出す。痛みや膿の排出、激しい口臭がある。最悪の場合、抜歯しなければならない。
歯周治療の基本的な流れ(中度以上のケース)
検査(診断)
歯周精密検査、X線写真、口腔内写真などを組み合わせて行い、現在の状態と歯周病菌の状況を正確に把握します。
初期治療(TBI・スケーリング)
正しい歯磨き指導(TBI)と、歯茎より上の歯石の除去(スケーリング)を行います。
専門的治療(SRP)
歯茎の中に潜む細菌を徹底的に除去するSRPや、抗生物質など薬を用いた治療を組み合わせます。
再評価・外科的処置
再度検査を行い、改善が見られない場合は、歯周外科手術(フラップ手術など)や、失った骨を回復させる再生療法など、専門的な処置を行います。
メンテナンス
治療完了後は、再発を防ぐために、生涯にわたる定期的なメンテナンスに移行します。重症度やリスクに応じて1~3ヶ月ごとの受診が推奨されます。
よくある質問(FAQ)
- Q.歯周病治療はなぜ一回で終わらないのですか?
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A.歯周病はむし歯と違い、生活習慣と深く関わる「慢性疾患」のため、残念ながら1回の処置で完治させることはできません。
- 治癒に必要な時間と継続の重要性歯周ポケットの奥の菌の除去:歯周病の原因菌や歯石は、歯周ポケットの非常に深い部分に潜んでいます。これを一度にすべて除去することは難しく、炎症が広がりすぎないよう、範囲を分けて段階的に丁寧に取り除く必要があります。
歯茎の回復待ち:歯石を取り除いた後も、歯茎の炎症が治まり、傷ついた組織が回復するまでには数週間〜1ヶ月の「治癒を待つ時間」が必要です。
患者様の協力が不可欠:歯周病の改善は、歯科医院での処置に加え、患者様ご自身の毎日の丁寧なセルフケア(プラークコントロール)にかかっています。セルフケアを怠っている状態ですと、歯肉の治りも遅くなり、次のステップに進んでも改善しにくくなります。 - 私たちの想い中程度以上の歯周病の場合、治療が長期にわたる可能性がありますが、諦めずにしっかりと治療を継続することで、歯の寿命は大きく伸びます。私たちは、患者様が治療方針にご納得いただくために、様々なサポートをさせていただきたいと思っています。
- 治癒に必要な時間と継続の重要性歯周ポケットの奥の菌の除去:歯周病の原因菌や歯石は、歯周ポケットの非常に深い部分に潜んでいます。これを一度にすべて除去することは難しく、炎症が広がりすぎないよう、範囲を分けて段階的に丁寧に取り除く必要があります。
- Q.歯周病は歯だけでなく、全身の健康にどんな影響があるのですか?
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A.歯周病は「お口の病気」ではなく、「口の中で常に炎症が続いている」状態です。炎症によって生じた毒性物質や歯周病菌が歯肉の血管から全身に入り、様々な病気のリスクを高めたり、悪化させたりする事が最近の研究で明らかになっています。
特に、以下の全身疾患との強い関連性が指摘されています。関連する全身疾患 歯周病菌の影響 心臓疾患・脳梗塞 歯周病菌などの刺激で動脈硬化を誘導する物質が出て、血管内にプラーク(脂肪性沈着物)を作ります。これにより血管が狭くなったり、プラークが剥がれて血管が詰まったりする原因となります。 糖尿病 歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼし合います。歯周病菌の死骸が持つ内毒素(エンドトキシン)は、血糖値を下げるインスリンの働きを邪魔し、糖尿病の症状を悪化させる原因となる事があります。 誤嚥性肺炎 高齢者の死亡原因の一つである誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌です。食べ物などと一緒に口腔内の細菌を誤って気管や肺に飲み込むことで発症します。 妊娠・出産 妊娠している女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産の危険度が高くなる事が指摘されています。タバコやアルコールよりも危険性が高いといわれています。 アルツハイマー病 歯周病菌が持つタンパク質分解酵素が、アルツハイマー病悪化の要因となる可能性が示唆されています。 歯周病は生活習慣病ですので、毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。
- Q.ペット(犬や猫)から歯周病はうつるの?
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A.はい、近年の研究により、人とペット(主に犬)の間で歯周病関連細菌が相互に伝播する(うつる)事が科学的に確認されています。
感染リスクと経路相互感染:人間からペットへ、ペットから人間へ歯周病菌が移る可能性があります。濃厚な接触:以下の何気ない日常の行動が感染経路になるリスクを高めます。
口移しで食べ物や飲み物を与える、顔や口を舐めさせる、食事の際に同じ食器を共有するペットとの健康的な生活のための予防策健康的な共生のための予防策
愛犬との触れ合いを制限する必要はありませんが、お互いの健康を守るための適切な距離感を保つ事が大切です。
スキンシップの見直し:顔や口を舐めさせる、口移しをするなどの濃厚な接触は控えてください。
食器・生活用品の区別:食事の際は必ず別の食器を使用し、ペットのおもちゃやタオル,ペットの生活用品を専用スペースに集中させるなど、人との境界線を設ける事が予防につながります。
お互いのケア:飼い主自身も丁寧な口腔ケアを行い、ペットも動物病院での定期検診とクリーニングを受ける事が重要です。ペットは痛みを訴えにくく、重症化しやすい傾向があります。
アクセス
おにぎりデンタルクリニック
〒546-0021 大阪市東住吉区照ヶ丘矢田3−4−11アクセス: 近鉄南大阪線「矢田駅」より徒歩3分